首の不調の原因は首にあらず⁉️
「首の後ろがよくこる」
「頭を後ろに倒すと痛い」
こんなとき、つい痛みのある所をグイグイ揉んでしまっていませんか❓
その気持ちはよくわかりますが、じつはそれだとなかなか症状の改善にはつながらないんです。
関節を分割するとそれぞれで役割が違います。
ちょっと専門的にいうと、背骨には「スタビリティ関節」と「モビリティ関節」が交互に配置し、それぞれが役割をもっていることがわかります。(上記イラスト参照)
ちなみに、、
✔︎スタビリティは「安定性」
✔︎モビリティは「可動性」
という意味になります。
頚椎はよく動くから「モビリティ(可動性)」の関節!
と思いきや、じつは「スタビリティ(安定性)」が必要な関節なんですね。
つまり頚椎の安定性の維持には胸椎の「モビリティ(可動性)」が欠かせない、ということになります。
首の不調改善の鍵は胸椎にあり!
とくに一日のほとんどがデスクワークの人では、不良姿勢の影響によって徐々に胸椎は硬くなり、その「可動性が低下」していることが考えられます。
すると頚椎は余分に動くことを強いられ次第に安定性を失い、どんどん「不安定」になってしまいます。
その結果、寝違えや緊張性頭痛の温床となってしまうことも、、
首こりに効くセルフケア
首こりに効くセルフケアは、頚椎とかかわりが深い「上部胸椎」の動きをひきだすことが重要です。
胸椎の本来の動きをとり戻し、頚椎と胸椎の円滑な協調性をぜひ高めてください。
セルフケアのやり方についてはこちらの記事を参考にしてください ^^)
注)エクササイズにより痛みが出る、または調子が悪くなる場合は適応外となりますので十分注意しておこなってください。