膝の痛みはあくまで結果としてあらわれる症状です。
膝関節はつねに股関節と足関節(足首)の間をとりもつ、いわば橋渡し的な役割をもっています。
つまり、股関節、もしくは足関節に問題があれば、それは膝関節に無理な運動を強いることにつながります。だからこそ膝関節には股関節や足関節の柔軟性が必須なんです。
慢性化した痛みは治りづらい性質をもっています。痛みは早めの処置が大切。違和感やこわばりは痛みの前ぶれとして起こる危険なサインです。見過ごさずストレッチなどのケアに取り組み、万が一ダメなときは早急に専門家に相談してください。
更年期障害をはじめとする女性特有の体の不調。これに大きくかかわるのが「女性ホルモン:エストロゲン」の減少です。
エストロゲンは40代以降で大幅に減少し、肌のシミやたるみ、ほてりや動悸などその症状はさまざま。もちろん個人差はありますが、こういった不調はエストロゲンの急激な現象によるものといわれています。
エクオールは大豆に含まれる大豆イソフラボンから産生される物質で、その働きはエストロゲンによく似た性質をもっています。
今回はそんな更年期障害の救世主ともいえるエクオールについてお話ししたいと思います。
コロナ禍以降、自宅でのテレワークが普及したことで一日中ほとんど歩かない人も急増したようです。しかしこの「長時間座りっぱなし(セデンタリーといいます)」が喫煙と同じくらい体に悪いということが、近年医学界でもとりざたされています。
さらに、セデンタリーは発がんリスクも高めることから運動の習慣をつける、二時間に一回は席を立ち手足を動かすなど、個々の対策が求められています。
最近コロナ太りからダイエットを目的にトレーニングを始める人が増えています。
でもダイエットに必要なのは、まずは毎日の「食事」をみなおすこと。
もっというと「糖質」をうまくコントールすることで、太りにくく痩せやすい体質に変えることができるかもしれません。
そのうえで筋トレや有酸素運動を習慣化すれば、理想的なダイエットが可能になるでしょう。
産前、産後の骨盤はリラキシンというホルモンの影響で靭帯がゆるみ不安定になっています。
さらに妊娠でお腹が大きくなることで腹筋がのびてしまい腹圧も低下。
こういった理由から、産前と産後は腰痛が発症しやすくなってしまいます。
今回はその対策としておすすめのエクササイズをご紹介します。
当院でも多い坐骨神経痛。
今回は「坐骨神経痛かと思ったら糖尿病神経障害だった・・」
というケースのお話です。
じつは坐骨神経痛と糖尿病神経障害にはあらわれる症状によく似た点があるんです。
アフターコロナと共に健康志向が高まり、最近ランニングを始める人が増えました。
ただその反面、間違ったランニングフォームの人も多く、ケガのリスクが高い人をよくみかけます。
そのケガのリスクとは、ランナーズニーの発症です。
ちなみにランナーズニーとは狭義的に腸脛靭帯炎(ちょうけいじんたいえん)をさします。
健康増進のためにはじめた運動が害になっては元も子もありません。
そこで今回はランナーズニーの原因と予防法についてお話したいと思います。
「首の後ろがよくこる」
「頭を後ろに倒すと痛い」
こんなとき、つい痛みのある所をグイグイ揉んでしまっていませんか?
その気持ちはよくわかりますが、実はそれだとなかなか症状の改善にはつながらないんです。
この記事では「首のこりや痛み」など、首の不調の原因とその対処法についてお伝えします。
「運動をはじめたいけど、どんなトレーニングをしたらいいのかわからない・・」
こう思ったことはありませんか?
とくに運動の習慣がない人ほど、何から手をつけたらいいのかわからないのが実情です。
コロナ禍ではやりだした「宅トレ」をはじめ、最近急激に増え始めた24時間営業の「コンビニジム」。芸能人やセレブが利用することが多い「パーソナルトレーニング」など、そのトレーニング法もさまざま。
そこで今回は「運動をしたいけど自分に最適なトレーニング法がわからない。」という人に向けて、各トレーニングのメリットとデメリットについてお話ししたいと思います。